【参院選】AIエンジニア安野貴博氏が初議席見通し チームみらい党首「ゴールでなくスタート」

参院選は20日、投開票され、国政選挙に初挑戦となった政治団体「チームみらい」党首で、AIエンジニアの安野貴博氏(34)が比例代表で初の議席を獲得することが確実になった。

安野氏は当確報道を受けて東京都内で記者会見し「私はまず他の他党から出ていない、新人であり、しがらみが全くないというところはが大きく他の政治家、既存の政党とは違うところだと思います」とした上で、今後について「AIやテクノロジー、そしてチームみらいは子育て世代の当事者がたくさんいるという中で、我々だから見えているところ、我々だから出せる知見というのはあると思いますのでそういったところをしっかりと活用していきたい」と抱負を述べた。

支持を得た背景について「我々のポリシーであるところの『分断ではなく対話を重視する』という姿勢は、ご評価いただいた点だなと思っています。加えて我々の訴えていた子育ての当事者の声をたくさんいただきながら作った政策、こういったことも評価が高いポイントだったと思う」と述べた。その上で「3点目に、やはりテクノロジーを使ったアプローチというところ。他の政党さん、政治家さんがやってこなかったアプローチなので、そこは差別化がすごくできていたポイントなんじゃないかなと思います」と述べた。

「既存の政治家の中でテクノロジーを駆使して変えていくのは簡単ではないと思う」と指摘されると、安野氏は「おっしゃる通り簡単な話では全くないと思っております。その中でも分断ではなく、考えが違う相手とも積極的に対話をしながら、考えを同じくできるところは協力し是々非々で取り組んでいくということだと思う」と述べた。

その後の生配信番組で、安野氏は「組織がないところから、(出馬表明から)たった2カ月での選挙戦だった。他の政党さんは、経験も組織もある中、参院選を戦ったことがないところから戦うことができたのは、サポーターのみなさんのおかげです」と、支援者に謝意を表明。「これはゴールでなく、スタート。全力で仕事に励んでいきます」と、意欲を示した。

安野氏は昨年7月の東京都知事選に出馬し、全体5位の約15万票を集め、話題になった。今年5月に新党「チームみらい」を立ち上げて自身が党首に就任し、参院選への候補者擁立を表明。「永田町を変えるには、永田町に入るしかない」と訴えていた。

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