池上彰氏が参院選を総括 敗北自民「ポスト石破」めぐり「表紙を替えても中身はどうなの?」

池上彰氏(2024年1月撮影)

ジャーナリスト池上彰氏は21日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。20日に投開票された参院選で、与党が非改選と合わせた参参院全体の過半数(125議席)を割り込んだ中でも、続投を表明した石破茂首相に対し、責任を取って退陣するよう求める声が自民党に広がっていることをめぐり、コメントした。

番組では、参院選の結果を解説するために出演した政治アナリストの伊藤惇夫氏が、すでに党内で「ポスト石破」の名前が出始めているとして、その名前を高市早苗・前経済安全保障相と、小泉進次郎農相の名前を口にした。背景として「もともと、進次郎さんは国民的な人気がずっと高いところに位置している。今の自民党で『こぎれいな表紙』になる人は限られる。高市さんの場合は、今回の選挙でいわゆる岩盤保守層といわれる層が自民党から離れ、参政党に流れたとの見方が非常に強い。高市さんは、どちらかというと右の立場ですから、そういう層を取り戻せるのではないかというのと、ポスト石破の調査で高市さんは常に上位にきているため」と、解説した。

これに対し、池上氏は「いま、表紙を替えるというお話がありましたよね」とした上で「自民党の表紙を替えて、中身はどうなの?と、つい、思っちゃいました」と口にした。

「自民党はこれまで何かあると、表紙を替えることで生き延びてきたというところがあるが、もはや中身をどうするのかということが問われているんだと思う」と、厳しく指摘した。

これに、伊藤氏も「石破さんも『こぎれいな表紙』と思って新総裁になっている。それを見ると、今までの(自民党の)手法が通用するのかな、という感じはしますよね」と、応じた。

池上氏は今回、テレビの参院選投開票特番には出演せず、20日夜はYouTube配信番組に出演した。

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