自民党総裁の石破茂首相は21日午後、党本部で参院選を受けた記者会見を行い、与党が大敗した今回の選挙結果を念頭に「ここからはまさに、いばらの道だと思っている」と述べた。
石破首相は選挙結果を踏まえ「謙虚に真摯(しんし)に受け止めないといけない」とした上で「比較第1党としての責任、国家、国民への責任を果たしていかねばならない」とし、続投の意向を正式に表明した。それでも衆院に続いて今年6月の東京都議選、今回の参院選と3回連続で敗れたことで「スリーアウト」として、退陣を求める声も出ている。
それでも石破首相は「昨年の臨時国会、今年の通常国会での『熟議』の経験を踏まえて、より真摯(しんし)に丁寧に、議論を深め『赤心奉国(誠心誠意、国のために尽くすことの意)』の思いで当たっていきたい」と述べた。
自身が続投する期間について、「いつまでと期限を区切ることは考えているのか」と問われると、「いつまでという期限を今、考えているわけではない」と述べ、明言はしなかった。
石破首相の総裁任期はあと2年超残っている。「アメリカの関税措置、物価高の対応、自然災害の対応、安全保障対応など、喫緊の課題解決に道筋をつくるため。全力で対応する」と訴えた。