小泉進次郎農相は22日の閣議後会見で、20日投開票の参院選で自民党が大敗し衆参両院で過半数割れとなったことへの受け止めを問われ、党総裁の石破茂首相や森山裕幹事長が選挙結果を受けて主張する「比較第1党」という表現に、疑問を呈した。
比較第1党とは、議会の中で過半数には至らないものの、いちばん多くの議席数を持つ政党を指す。進次郎氏は「『比較第1党』という表現を、総理も幹事長もされているが、私はむしろそこに胸を張るのではなく、目標の50議席を達成できなかったことを重く受け止めるべきだと思う」と述べた。「国民のみなさんから突きつけられたことにしっかり向き合って、足りないものは何だったかということに向き合い、前に進めないといけない」と指摘した。
また、石破首相の認識について、本人に苦言を呈したことも明かした。「国民からすれば、議席を取ったのがいちばん多い政党が自民だ、と胸を張る姿を見たいのではない」とした上で「反省して、我々に足りないものは何だったのか、野党(の主張)が共感を得たものは何で、実現に向けていっしょに知恵を出さなければいけないところは何なのかなのか、という姿勢(を示すこと)こそ必要ではないか」と、首相に伝えたことも明かした。
自身は昨年の衆院選での自民大敗の結果を受け、当時務めていた党選対委員長を引責辞任した。執行部の責任について問われた進次郎氏は「最終的には、政治家1人1人が向き合うべき重い判断。昨年、私は厳しい結果を受けて職を辞するという判断をした。これは政治家の私としての判断だ」と述べ、「その責任に向かってどう判断するかは、まさに政治家の判断だ」と繰り返した。