トランプ関税合意で石破首相「辞めやすいというか、花道ができたと思う」通信社代表が解説

TBSテレビ本社 外観

選挙分析などを行うJX通信社の米重克洋代表が23日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。米トランプ関税の合意を受けて焦点となってきた石破茂首相の進退について、「辞めやすいというか、花道ができたと思う」とした。

米重氏は、日米関税交渉の合意と選挙の結果をあくまで別のものとした。「関税交渉に合意した。日本にとって有利なパッケージではないかというマーケットの評価。今後の次の総裁が替わるとすると、その人にとっての重荷がちょっと減ったと思います」とした。

その上で「選挙に負けているというのが結果として重い。初めて負けているんではなくて、衆院選、都議選でも負けている。しかも、その原因は物価高であって、トランプ関税以前からの問題。そこに対して十分対策が打ててないというのが世論の評価。外交・安全保障という理由で自民党を支持している人たちの支持は多少回復する可能性はあると思いますが、構造的に今の自民党が若者からの支持を失っているとか、こういうことが解決するという話じゃない」と手厳しかった。

石破首相に対し、党内から「石破おろし」の声が出ている。「下野すべき」との意見もある。混迷を極めていながらも政局は刻一刻と動く。自民党の総裁選だけではなく、首相指名選挙、政権交代、連立内閣などなど、さまざまなことが想定される。それらを見越して米重氏は「野党にとっても正念場が急に来るかもしれないですね」などと予想していた。