シンガー・ソングライター春ねむり(30)が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。参院選東京選挙区で初当選した参政党さや氏(43=本名塩入清香)に対する「怒り」を歌詞にしたという楽曲「IGMF」が、公開した配信サービスで一時、削除されたことなどを明かし、あらためて制作の真意を説明した。
春は22日に「参院選期間、あまりにもヘイトスピーチを聞きすぎて怒りがすごかったので爆速書きしました」と投稿して楽曲を公開。歌詞に「ホラー映画より怖いさや」と実名も入れ、選挙期間中の主張などを痛烈に批判した。また、街頭演説を聞いたことも歌詞に込め、さや氏がジャズシンガーであることを引き合いに「歌で動かせなかった?人の心」と、皮肉もまじえていた。
今回の一連の投稿では、まず「IGMF聞いてくれた人ありがとうございました」とリスナーに感謝。「これはスピード感を持って出した方がいい怒りだと思ったので、1日で作った歌詞とトラック」と説明し「曲と呼ぶほどのものではないけど、あなたが正当な怒りを封殺されそうなときにお守りになれば幸いです」と呼びかけると、「できれば普通にリリースしている曲も聞いてくださいね」とPRもした。
その後の投稿では「IGMF削除されてて笑う(たぶん通報されたんだろうな)」との事態になったことを明かすと、「サンクラに抗議メール送りました」と、公開していたプラットフォーム「soundcloud」に抗議したことも報告。「おれは特定個人のアイデンティティについて歌っていません 政策と発言・政治的態度について怒りを表している」と真意も説明し、「とりあえずここにフルで置いときますね」とXアカウントに直接アップした。
その後、「soundcloud」の名義の英文文書を公開。「精査した結果ポリシー違反してないとして元に戻してくれた!サンクラありがとう!」と、楽曲公開が再開されたことを報告した。
同曲をめぐっては、参政党が参院選で躍進したこともあり、SNSで話題に。歌詞では、東京選挙区で当選した共産党候補の吉良佳子氏の当選が「救い」ともつづっており、吉良氏もXで「春ねむりさんの歌詞に私の名前が…!ありがとうございます」と感謝。「『うちらは殺されるためでも殺すためでもなく生まれてきたんだ』『仮面を外して働けるようにすんのが政治家の仕事だ』などの歌詞に共感」と思いを記し、「差別をあおる政治に立ち向かうみなさんと力をあわせます」と意気込みをつづっていた。さらに日本共産党の公式X(旧ツイッター)でも「ありがとうございます。パワーをいただきました。へこたれている訳にはいきません。ここからです」と記すなど、反響が相次いでいた。