社民党から参院選比例代表で初当選したタレント、ラサール石井氏(69)が24日、X(旧ツイッター)を更新。石破茂首相が戦後80年の今年、「過去の検証とともに未来への思いを込めて考えていきたい」としていた首相としての新たなメッセージを出したいとしていた3月の報道を引用。参院選での自民党大敗を受け、辞任こそ否定しているが、党内では退陣論が日々高まる中で「果たして石破氏は自分の言葉でスピーチ出来るのか」と、ポストした。
ラサール石井氏はXで「広島、長崎の式典には出席するであろう。ここ何年も同じスピーチをカット&ペーストで読んできた歴代総理。果たして石破氏は自分の言葉でスピーチ出来るのか」とポスト。1945年(昭20年)8月6日の広島への米軍による原爆投下、同年8月9日の長崎への原爆投下からいずれも80年となる、8月6日の広島の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」と8月9日の長崎の「被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」には、石破氏が首相として出席できるだろうとの見方を示した。
戦後80年の今年の首相からの発信は、閣議決定を経た「首相談話」ではなく、見解、メッセージとして出される見通し。自民党内には、2015年8月14日に安倍晋三首相(当時)が閣議決定を経て発表した戦後70年談話が「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と「謝罪外交」の区切りをつけたとして、新たな「80年談話」は必要ないとの意見があり、石破氏が当初は公表を検討していた「80年談話」を見送った経緯がある。