政治団体「チームみらい」党首で、AIエンジニアの安野貴博氏(34)の妻で編集者の黒岩里奈さんが24日までにX(旧ツイッター)を更新。20日に投開票された参院選での「標旗」の流用問題をめぐり、国民民主党の小林さやか氏の主張に疑問を呈した。
国民民主党は、比例代表候補に交付された街頭演説用標旗が千葉選挙区で流用していた問題について、16日に公式サイトで「ご指摘いただいている当該標旗は、第27回参議院議員通常選挙に際して比例代表選選出議員に関する選挙活動のために使用すべきものでしたが、同選挙における選挙区選出議員に関する選挙の標旗と混同し、誤って使用してしまったものでした」と説明して謝罪していた。
同選挙区の候補だった小林氏も自身のXで経緯を説明。「今回の選挙戦において、比例代表選選出議員に関する活動が行われていることは承知しておりましたが、私はその活動に関与しておらず、本件については、SNS投稿を見た支援者の方から指摘されるまで一切把握しておりませんでした」とした上で、「本来であれば、候補者が県内の選挙運動全体を把握しておくことは重要だと考えますが、初めての選挙運動で自らの活動のことで精一杯になっており、周囲に目配せする余裕がありませんでした。今後は十分に注意致します」とつづった。
黒岩さんは、公職選挙法について「謎ルールだらけでクラクラする…」としながらも、「とはいえ、出馬という形を選び、有権者の方に一票という形で思いを託してもらう以上、公選法を理解し従うのは当然のこと」だとし、小林氏について「小林さやかさんは個人的に尊敬していて応援していた候補で、他党ながら当選の報はとても嬉しかった。けれど、明らかな公選法違反が自分の陣営で起きた時に『知らないところで起きていた』は、さすがに不誠実ではないかと感じてしまう。標旗って、選挙活動で毎回一番優先して確認するものだよ…。(選挙期間中、我々は千葉県の国民民主党陣営から割と嫌がらせを受けたということもあり、多少私情が混じってはいる)」と複雑な思いをにじませた。
続けて「これが『期待されている候補者だから』『有力政党だから』なんだかんだ許されてしまうのであれば、弱小陣営で慣れないながらに一生懸命に公選法を指差し確認していたチームみらいのサポーターさんたちが報われない」と問題提起。「同じ千葉選挙区で、『正直者がバカをみる社会が嫌い。そんな社会を変えたい』と語った小林しゅうへいさんの言葉がずっとリフレインしている」とつづった。