田崎史郎氏「石破さんはかたくなになっている」自民党の退陣圧力&退陣報道にも続投方針は不変

石破茂首相(2025年7月撮影)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏は25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、参院選大敗で自民党内から退陣要求が強まる中でも、続投方針を崩さない石破茂首相について「新聞で『退陣へ』と書かれると、かえってかたくなになっている」と指摘した。

石破首相に対しては、自民党の国会議員や地方組織から公然と退陣要求が出ており「退陣不可避の情勢」とも報じられている。ただ一方で、石破首相はそうした報道に怒りをみせているとも伝えられる。23日の首相経験者3人との会談直前には、退陣を報じた号外が配られる事態になったが、石破首相は会談後の取材に「一部にそういう報道がございますが、私はそのような発言(退陣の意向を固める)をしたことは1度もございません」「報道されているような事実はまったくございません」と強い調子で退陣を否定。続投に重ねて意欲を示した。

それでも、石破首相の退陣に向けた「圧力」は党内で拡大しており、番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一から「石破さん自身の考えにちょっと変化があったんでしょうか」と問われた田崎氏は「石破さん自身は変わっていない。新聞で『退陣の意思を固めた』『退陣へ』と書かれると『そんなことあるわけないだろ、そんなことしないよ』と、かえってかたくなになっている」と指摘した。

一方で「しかしながら自民党内で石破さんの続投を支持する人は、20人を超えることはない」とも指摘。20人とは、自民党総裁選立候補に必要な推薦人の数。田崎氏は「去年の秋の総裁選で、石破さんは20人の推薦人を集めるのに苦労した。石破さんを支持している人は20人以下だと考えられる」とした上で「(自民党所属の国会議員)約300人のうち、200人を超える人たちが石破さんの続投を望んでいないと思う」と、首相自身の思惑とは裏腹に、続投に向けた状況は依然厳しいとの認識を示した。