【王位戦】空港対局3戦3勝の藤井聡太王位 千歳で永瀬拓矢九段下してV6に王手かけるか

過去3戦3勝の空港対局で王位戦V6に向けて上昇気流をつかみたい藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋聖・棋王・王将=23)が挑戦者の永瀬拓矢九段(32)に連勝した、将棋の伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦7番勝負第3局が29日午前9時からの2日制で、北海道千歳市の新千歳空港国際線旅客ターミナル内にある「ポルトムインターナショナル北海道」で始まった。毎回道内各地を転戦する王位戦の千歳開催は初めて。先手後手はすでに決まっており、今局は永瀬が先手、藤井が後手。お互いに角道を開けて、対局はスタートした。

藤井は空港対局で3戦3勝。東京・羽田で初めて行われた昨年5月の名人戦第3局の豊島将之九段戦、今年4月に羽田で2年連続開催となった名人戦第2局と、同5月の大阪・関西国際空港での名人戦第3局で永瀬に連勝している。今回は北の空の玄関口で白星を挙げて、王位戦6連覇への上昇気流をつかむ。

28日の前日検分の前には空港内の格納庫を永瀬と見学し、除雪車や化学消防車などを見せてもらった。対局場からは飛行機が2本の滑走路を離着陸する光景も見られる。「リフレッシュしながら2日間集中して、最後まで楽しんでいただけるような熱戦をお見せできるように全力を尽くしたいと思います」と前夜祭では話して、大きな拍手を送られていた。