JR九州の魅力が詰まった手描き新聞「鉄聞」原画展 東京・有楽町で9日まで開催

東京・有楽町「東京交通会館」で始まったJR九州鉄聞原画展

「JR九州鉄聞原画展」が3日、東京・有楽町「東京交通会館」地下1階「シルバーサロンC」で始まった。「鉄聞」は、JR九州東京支社の社員が制作している手描きの新聞。「JR九州の楽しい列車を数多くの方に知っていただきたい」との思いで、2011年(平23)に発行を始めた。沿線を走る車両だけでなく、駅、九州各県の話題やご当地グルメ、自慢の温泉などを題材として、ほぼ1カ月から2カ月に1回のペースで出している。

昨年12月で発行100号を迎え、24年の「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー賞」に輝いた。これを記念して企画された。記念すべき第1号として取り上げた特急「指宿のたまて箱」(鹿児島中央~指宿間)から100号までの原画(一部レプリカ)を展示している。

同社企画課に所属する保戸田麻衣子編集長は、「やっぱり第1号が印象に残っています。乗車経験があった白と黒の車体とか、指宿に伝わる竜宮伝説という物語性に引かれました」と話す。絵心はなく、イラストやペン字の講習も受け、何度も書き直したこともあった。発行し続けるうち、次第に九州各地の駅や自治体などに協力してもらえた。「毎回500~600部を印刷し、各県アンテナショップや鉄道関係の書籍を扱う書店などにも置いてもらえるようになり、認知度が高まりました」と言う。

鉄聞は100号をもって紙での発行を終え、インスタグラムに移行している。「人が優しい、食がおいしい、自然豊かで飽きない九州の話題が続く限り、発信し続けられます」(保戸田編集長)。今後は週1回を目安にして速報性を重視するという。

原画展は9日まで。入場無料。