石破茂首相の妻佳子さん語る、夫の第一印象は「個性的」大学時代の服装は…NHKインタビューに

石破茂首相が2018年の自民党総裁選に出馬した際、選挙カーから夫への支持を訴える石破佳子さん(2018年9月17日撮影)

石破茂首相の妻、石破佳子さん(68)は、NHKで3日に放送されたNHKスペシャル「総理の妻たち “権力”の目撃者」で番組のインタビューに応じ、夫と出会った際の第一印象を語るとともに「激動の時代に、石破が総理に選んでもらったということではないか」と、5度目の挑戦で首相にのぼりつめた意義を口にした。

番組では「今も取材が可能な配偶者全員に接触し、このうち6人が赤裸々に胸の内を語った」とナレーションで説明した。妻たちの中で、最初に登場したのは黒いパンツスーツの佳子さん。首相公邸の赤じゅうたんが敷かれたホールでインタビューに応じる様子が報じられた。インタビューは、参院選投開票の10日前に「与党への逆風が強まる中で行われた」とのナレーションも入った。

佳子さんは、石破首相について「総理はひとりではできない。政府や党の方々をはじめ、多くの型に支えていただいているおかげでやっていけているのかなと思っているところです」と語った。

自民党総裁選に挑戦して5度目の挑戦で悲願の総理総裁の座にのぼりつめたことについて「石破自身、(昨年の5度目の挑戦が)最後の最後の戦い、挑戦と位置づけていた」と指摘。昨年の総裁選で石破首相の勝利が決まった際、自身の驚いた表情がテレビカメラにとらえられたことを振り返り「何回も負けていたわけで、私自身今までの気持ちが、わっと出た。あの時は何も考えていない。わっと感情が出たという感じ」と語った。

夫妻は慶大の同級生で、番組では、大学時代に友人らと写った2人の写真を公開。「夫の茂が、ドイツ語のクラスの同級生だった佳子さんに一目ぼれしたといいます」とナレーションで説明した。この写真では、佳子さんはセーターにスカーフ姿、石破首相はスーツにネクタイとかしこまった服装をしていた。

当時の石破首相の第一印象を問われた佳子さんは、「個性的な人と思っていました」と口にした。「おしゃれな人は、アイビールックとか、今でいう『デニム』ですけど、当時はジーパン。そういう服装の人が結構いたんですが、夫はあのころから、崩した服装をしない人だった。(普段から)ネクタイをしたり、場合によってはスーツ。そういう感じの服装をして大学に来ていたので、みんな大学院生が来ているのかと思っていました」と振り返った。

苦境に立たされている夫について「行き詰まっているかは分からないんですが、行き詰まってはいけないと思っていますね。石を破って、それで茂っていく。激動の時代で、ここをどうやって乗り切っていくのか、そういう時に、石破が総理に選んでもらったということではないかと(思う)」と、夫の名前に触れながら、胸の内を思いやる場面もあった。