日本維新の会の前原誠司共同代表は5日、国会内で記者会見し、共同代表を辞任する考えを表明した。国会議員団の代表となる、自身の後任の新たな共同代表を決める選挙を、今月8日に行うことが決まったことも報告した。
前原氏は、党勢拡大に至らなかった7月の参院選の結果を受けて、先月31日に吉村洋文代表(大阪府知事)に進退伺を出していたが、4日に辞職願を提出したという。
前原氏は吉村氏の代表就任を受けて、昨年12月に共同代表に就任したばかりだった。昨年、党として訴える教育無償化、社会保険料改革をめぐり与党と合意書を交わし、25年度予算案にも賛成した。前原氏は「(党の主張を)実現できた野党は、我々だけだという自負を持っている。誇りを持ってやってきたつもりだが、それが(党の)支持率向上につながったかといえば、つながっていなかった」と、振り返った。
吉村氏とは4日に直接話したとして「人心一新、挙党態勢を確立することによって、新たな『吉村2・0』というものをしっかりやっていこうということになった」と述べた。「今は極めて前向きな気持ちでいる。党の再生には、人心一新、挙党態勢の確立が大事だと思っている。それをしっかり支えるために決断した」と述べ、今後については「一兵卒として頑張ります」と述べ、引き続き維新で活動する考えを示した。