【竜王戦】石田直裕六段、タイトル初挑戦ならず「理解足りておらず午前中から間違えてしまった」

挑戦者決定戦で連敗してタイトル初挑戦はならなかった石田直裕六段

藤井聡太竜王(名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖=23)への挑戦権を争う、将棋の第38期竜王戦挑戦者決定戦3番勝負第2局、佐々木勇気八段(30)対石田直裕六段(36)戦が7日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。午前10時から始まった対局は、先手の佐々木が勝って、連勝で2年連続2回目の挑戦を決めた。石田のタイトル初挑戦はならなかった。

敗れた石田は終局後、しばらくぼうぜんとしていた。「先手の攻めに対応する将棋。考えたことがありましたが、理解が足りておらず午前中から間違えてしまった気がします」と盤を見つめた。

最上級の1組から最下級の6組まである竜王戦ランキング戦(予選)の4組で優勝。32人によるトーナメントで戸辺誠七段、佐藤紳哉七段、金井恒太六段、井田明宏五段、狩山幹生五段に勝ち、同組を制した。

決勝トーナメント1回戦で6組優勝の谷合廣紀五段を倒すと、5組優勝でプロ棋士養成機関「奨励会」会員の山下数毅三段、森内俊之九段(1組5位)、松尾歩八段(同4位)を撃破。準決勝では1組優勝の八代弥八段との千日手指し直し局を制した。快進撃はここで止まった。「充実感がありました」と振り返っていた。