作家の乙武洋匡氏(49)が12日、X(旧ツイッター)を更新。第107回全国高校野球選手権大会に出場した広陵(広島)が、野球部内の暴力事案やネット上での批判や誹謗中傷などを重く見て、異例の初戦突破後の出場辞退を10日に決断したことをめぐる騒動に言及した。
「『カップ麺を食べるのはNG』で、『暴行するのはOK』なんておかしいですよね?--という、ごくごく当たり前の感覚が、寮生活で一般社会と隔絶された生活を送っているとわからなくなってしまうのかな」と推測するとともに、「そもそも学校や寮生活におけるルールを、子どもたち自身が決められない、関与できないのはおかしいと思うんです」と問題提起した。
「学校も部活動も、軍隊ではありません」と指摘し、「いま揺れに揺れている民主主義をより豊かで力強いものにしていくためにも、『上から言われたことを守る』ことより、『自分たちで決めたルールを自分たちで守る』教育へと転換していくことのほうが重要だと思うんですよね」と私見を述べつつ、「ただ広陵高校や高野連を叩くだけでは、それこそ今回の事件がSNSのコンテンツとして消費されるだけ。今回の問題の根幹がどこにあり、何を変えていくべきかの議論をしっかり行っていくことが大切なのだと思います」とつづった。