アルピニストの野口健氏(51)が18日、X(旧ツイッター)を更新。北海道にある日本最大の湿原「釧路湿原」付近で大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設が進められる現状を受け、建設予定地への視察を計画していることを明かした。
ラムサール条約に登録されている釧路湿原は、国の特別天然記念物でもあるオジロワシの巣やタンチョウのひなが確認されるなど、希少な動植物が生息する日本最大の湿原。野口氏はこの湿原付近で相次ぐメガソーラー建設についてXで問題提起してきた。
17日には、釧路市を拠点に希少猛禽類の保護活動などを行っている「猛禽類医学研究所」の齊藤慶輔代表が公開した「環境省釧路湿原野生生物保護センターのすぐ横で進められているメガソーラー建設の様子」を撮影した動画を引用し、「8月下旬からヒマラヤに行きますが、戻ってこられたらここに訪れたい。映像ではなくこの悲劇的な惨状をしかとこの目で確かめたい。こんな事が果たして許されるのか」と投稿。「釧路でメガソーラーの有りように対し『全国大会』を開催するのもありではないか」との案も示していた。
今回、参院選大阪選挙区(改選数4)に無所属で立候補し、落選したロックミュージシャン世良公則(69)が自身のXで、メガソーラー建設が進められる釧路湿原の現状を受け「どこが地球環境に優しいのか もう取り返しのつかない状況」と投稿すると、野口氏は「釧路湿原のメガソーラー建設予定地への視察を計画していますが、世良さんもご一緒して下さったらこのメッセージ、更に広がりをみせます。皆で連携して訴えていかなければ変えられない」と呼びかけた。
続けて「ヒマラヤから9月下旬に帰国しますが、なるべく早く釧路に向かいます。所詮は山家の行動に過ぎませんが、しかし、日本の皆さんが応援して下さったら必ずや大きなアクションになります。僕も一緒に声を上げて下さる仲間を集めて釧路に向かいたいと思います」とし、「『もう手遅れ』と諦めてしまったらもう本当に終わりです。『一ミリ』でも可能性があるのならば僕はそこに賭けたい。諦めることはいつでもできますから。釧路はまだ間にあう。間にあう」と思いをつづった。