「維新は連立まっしぐら」国民・玉木代表がライバル野党の動きに言及「どう意見集約するか注視」

国民民主党の玉木雄一郎代表(2025年7月撮影)

国民民主党の玉木雄一郎代表は19日の定例会見で、参院選後に国会議員団の共同代表など執行部人事が一新された日本維新の会の動きについて問われ、「私の感覚からすると、連立(政権入りを目指して)まっしぐらという感じがします」と指摘した。

維新は、共同代表が前原誠司氏から幹事長経験者の藤田文武氏に代わった。玉木氏は「(連立参加をめぐっては)いろいろ党内にもご意見があるんだろうと思うし、藤田共同代表は少し、慎重な言いぶりだったような気もしますが、基本的には連立入りを前提とした動きなのかなと感じます」と述べた。

「政策実現のため、1つの方策として連立というのはあると思うが、これまで否定していた方もいらっしゃるし、今もいらっしゃると思う。党内がどういう形で意見集約をしていくか、よく注視していきたい」と述べ、衆参両院で少数与党となった自公連立政権入りがささやかれる維新の今後を見守る構えを示した。

国民民主も、自公政権との連立が取りざたされてきたが、玉木氏は現在の石破政権との連立には否定的な認識を明言している。

一方で玉木氏は「我々も、いろいろな民意を得て議席を増やしている。仮に、自民、公明と維新で連立となって、ほかの野党の意見がまったく通らなくなると、それはそれで民意の反発を受ける形になるのかなと思う」と述べ、維新を含めた新たな連立の枠組み論をけん制するように語った。

「私は従来、今日生じているようないわゆる多党制に移行していくと訴えていたし、現にそうなった。その中で、多様な民意をどう政策に反映させていくのか、2大政党制を志向していた時とは違った政治のありようが求められているし、その中で存在感ある政党として国民民主党を育てていきたい」と主張。その上で「そういった(多党制の)政治状況になってきたし、そこに耐えられる政治手段として、国民民主党をこれまで大きくしてこられたのは良かったかなと思う」と振り返り、「多党制の中で、各党、いろんな模索があると思う。我々は、有権者のみなさんに約束した政策をどう実現していけるか、与党の動きを見つつ、他の野党の動きも見ながらベストの選択肢を探っていきたい」とも語った。