信州大特任教授の山口真由氏が25日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。番組は愛知県豊明市が、仕事、家事、学習時間、移動時間などをのぞいた「余暇時間」のスマホ使用を1日2時間とする条例案を25日に市議会に提出する話題を取り上げた。山口氏は、罰則がないので「ギリギリいい」とはしつつ、大人については「たとえ休日にスマホを5時間6時間見て」も「愚かなことで身を滅ぼすのも自由」と、成人も条例で規制することに「例がないもの」と若干の違和感を示した。
愛知県豊明市は、仕事、家事、学習時間、移動時間などをのぞいた「余暇時間」のスマホ使用を1日2時間とする条例案を25日に市議会に提出する。番組はこの話題を取り上げた。豊明市の小浮正典市長は「スマホの過剰使用が睡眠時間をはじめとした身体面・精神面および生活面の悪影響を引き起こさないよう対策を推進することが目的」としている。
番組では、ネット利用時間のグラフを紹介(24年度総務省調べ)10代は5時間16分、40代で3時間19分、60代は2時間11分と、低年齢層ほど利用時間が長い。可決されたら10月1日に施行の予定だという。
山口氏は「議論のきっかけとしてはあるかもしれませんが、例えば、未成年者に対して学校の時間にスマホを禁止するというのは今、アメリカのトレンドで、いろんな州法が禁止しています。大きなところではニューヨーク州が禁止しています。それがね、学校で禁止しても意味がなかったという論文が出てきて、ま、いろいろある」と海外の潮流を紹介した。
その上で「子どもというのは判断能力を育っていく段階ですよ」と、子どもについては理解も示しつつ、成人に関しては「大人になった場合には、たとえ休日にスマホを5時間6時間見てるのがいいか悪いか分かりませんよ。でもそれは自由なんですよ。大人っていうのは、どれだけそれが他人から見て愚かだと思われたとしても、愚かなことで身を滅ぼすのも自由なんですよね」と、バッサリ。条例案について「規制するというのは、罰則がないからギリギリいいと思いますけど、私は結構、例がないものじゃないかなって思います」と、成人まで含めた条例案に若干の違和感を表明した。