元埼玉県警捜査1課刑事の佐々木成三氏が27日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。神戸市中央区のマンションで住人の会社員女性が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された会社員谷本将志容疑者(35=東京都新宿区)が3年前にも傷害事件を起こしていたことについてコメントした。
谷本容疑者は22年、路上で見かけた女性に一方的な行為を抱き、5カ月間ストーカー行為をした上で女性に首を絞めるなどの暴行を加えた。この事件で神戸地裁から懲役2年6カ月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡されており、今回は執行猶予中の犯行となった。
番組は3年前の事件について、神戸地裁の裁判資料の内容を紹介。事件翌日に谷本容疑者が謝罪のため被害女性宅を訪れようとしたことや、裁判官が同容疑者について「思考のゆがみは顕著。再犯が強く危惧されると言わざるを得ない」と指摘したことを伝えた。佐々木氏は「この裁判において注目するのは判決文ですね。『思考のゆがみが顕著である』と裁判官が言っている。あと、想像力の欠如も顕著にあるなと思う」と私見を述べた。
今回の犯行前後の行動について「ここまで防犯カメラに写っていて、犯行の場所を見てもカメラがある。凶器を現場付近に捨てる。その後新幹線に乗っている。ここまで証跡が残っているにもかかわらず、自分が捕まるという想像がない」。続けて「なので送検時ああやって顔を隠したり、捕まる時に暴れたりしている。想像力の欠如が思考のゆがみにつながって、これを異常行動だと自分で認識していない」と行動の異様さを語った。