鳩山元首相に訪中中止要請の長男に「正しい認識」国民・玉木代表「諫言、心苦しかったと思う」

国民民主党の玉木雄一郎代表=25年7月

国民民主党の玉木雄一郎代表は29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同党所属の鳩山紀一郎衆院議員(49)がXで、父親の鳩山由紀夫元首相(78)に対し、来月3日に中国・北京で開催される「抗日戦争勝利80年」記念行事への出席を取りやめるよう要請したと明かしたことについて、「正しい認識」と言及した。

中国政府は28日、同行事への鳩山元首相の出席を発表していた。玉木氏は「御尊父に諫言するのは心苦しかったと思いますが、正しい認識です。歴史に真摯に向き合うことと、他国に利用されることは別です。国益に鑑み、元総理の訪中はやめるべきです」と紀一郎氏の投稿内容に理解を示した上で、鳩山元首相の訪中は中止すべきとの認識を示した。

紀一郎氏は鳩山元首相の長男。28日の投稿で、父親の出席に関する報道を引用した上で「父には出席の取りやめを要請しました。日本国民にとって最も大切なことは、戦争の悲劇を二度と繰り返さないために、歴史から学ぶべきことはしっかり学びつつ、抑止を中心に、常に最大限の戦略的な準備を行うことです。その観点で、日本の元首相が中国政府の戦勝記念行事に出席する必要はありません」とポストしていた。紀一郎氏は、昨年の衆院選比例代表東京ブロックで初当選している。

中国政府の発表によると、同記念行事にはロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩総書記も出席するとしており、中国の習近平国家主席と合わせた3人が初めて一堂に会する場となるため、国際社会の関心を集めている。鳩山元首相については日本政府とは無関係の立場で、中国と縁のある要職経験者としての招待とみられる。