ヘンリー王子、和解へ最大の障害は…チャールズ国王とウィリアム皇太子の緊張関係か 米紙報じる

ヘンリー王子(ロイター)

英王室を離脱したヘンリー王子(40)が帰国して8日に父チャールズ国王と面会する可能性が取り沙汰される中、国王とウィリアム皇太子の緊張関係が和解の最大の障害となっていると米デイリー・ビーストが報じた。王室の近代化に積極的だとされるウィリアム皇太子は、国王の君主制では近代化が十分に行われてはいないと考え、両者は対立しているという。王室は依然として尊大な雰囲気を漂わせ、時代錯誤に見えてしまうと考えていることなどが理由とされる。

ほかにも、皇太子はチャールズ国王が自身の健康と幸福よりも公務を優先していることを軽蔑しており、雨の日も晴れの日も公務を遂行するという王室の基本的な理念よりも家庭生活を優先するべきだと考えていることも両者の対立を生んでいると伝えている。

ウィリアム皇太子は、回顧録の出版やテレビ番組のインタビューなどで王室批判を繰り返し、何百万ドルもの富を築いたヘンリー王子を嫌悪しており、和解には反対の立場を示している。国王がヘンリー王子と面会したり、一緒に写真を撮ったりすることで正当性を与えるべきではないという強い信念を抱いており、国王がその考えに反すれば両者の関係は間違いなく悪化するだろうと関係者は語っている。

ウィリアム皇太子は、今年のイースター礼拝を子どもたちと過ごすことを理由に欠席しているほか、安定したプライベートな家族生活を築くために現在のウィンザーにある邸宅アデレード・コテージから大邸宅フォート・ベルヴェデーレへの引っ越しも計画しており、家庭生活を優先しすぎだと批判を浴びている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)