国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、東京・JR中野駅前で街頭演説し、石破茂首相の進退につながる自民党総裁選の前倒しを求める声が自民党内で拡大していることをめぐり、「ここ数日、台風のように急に解散風が勢力を強めている」と述べ、石破首相が衆院解散・総選挙に踏み切る可能性があることに言及した。
この日の演説は、党員・サポーター集会と候補者募集説明会に先立って行われた。玉木氏は、党が議席を増やし躍進した7月の参院選に言及した上で「次に、衆院選が行われる可能性が高くなってきた。場合によってはきょう夜にでも石破総理が会見するのではないかといわれている」と言及。石破首相が会見する場合は「1つは辞めますというのと、もう1つは解散総選挙をするというものの、どちらかだと思う」と分析し「ここ数日、台風のように発生した解散風が急速に勢力を強めている。どんどんそういう話が出ている」と、「解散風」が永田町で強まっていると述べた。
その上で「仮に解散総選挙と言うことになると、明日(8日に)自民党の総裁選の前倒しをするかしないかが決まりますが、すると決まったら、その場で『解散総選挙をして国民に問いたい』ということを、石破総理が決める可能性がある。その意味では、我々も急いで候補者擁立を準備しないといけない」と訴えた。 国民民主は国民民主党は先月末に取りまとめた参院選の総括の中で、次期衆院選での議席目標について、予算を伴う法案を提出できる51議席を掲げている。玉木氏は「本当の意味での1人前の国政政党になるのは。衆院で50を超えることが必要。最低でも51議席を超えられるよう候補者擁立を頑張りたい」と述べた。
また「東京には30の小選挙区がある。(次期衆院選でも)重点地区は(2議席を獲得した)参院選と同じように、東京になる」と、東京での候補者擁立を重視する考えを示し「なかなか擁立が難しいが、できるだけみなさんの選択肢、受け皿をつくっていくのは私たちの責任。東京都内でも積極的に擁立したい」と強調した。