ノンフィクションライターの石戸諭氏が8日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。7日に辞任を表明した石破茂首相の決断の舞台裏で、小泉進次郎農相が菅義偉元首相とともに前日6日夜に石破氏を説得していたことを評価した。
小泉氏は昨年の自民党総裁選に立候補し、1回目の投票で136票を獲得した。高市早苗氏の181票、石破氏の154票に及ばず3位だったため、上位2人による決選投票では石破支持に回り、政権樹立の功労者の1人となった。
これを踏まえ、石戸氏は、「小泉さんが存在感を高めている」と小泉氏を評価。「自民党が解党したら良かったのかというと、おそらくもっと混乱とカオスが広がっていく日本政界になっていく。そうではないでしょと説得を試みたというのは、僕は良かったかなと思います。誰かがやらなければいけなかった。本当だったら自発的に辞めてくれというのが大方の見方だったと思いますけど、誰かがやらないと、この道筋というのはつけられなかった。ここで菅さん、小泉さんの説得に応じるというのは、解党一歩手前まで行くよりは、はるかに良かったと思います」と語った。
石破氏は総裁選には出馬しないと明言した。ポスト石破に向けて早くもさまざまな動きが出ているが、次総裁について「少なくとも課題は明確」と石戸氏は端的に表現した。
続けて、「少数与党なんで、野党との連携は必ずやらなければいけない。政策ベースでやるべきだと思うので、何を政策として掲げるかを打ち出さなければいけない。今の国民生活で、石破政権は給付金にこだわってしまったがために、減税を推し進める各党の要求、政策に対して抵抗できずに敗れていった。この轍(てつ)は踏みたくないと考えていくのなら、そこに見直しはまず必要でしょう」と語った。