田﨑史郎氏が裏事情暴露 総裁選「フルスペック型」の理由「自民党の事情を優先させている」

TBS本社(2025年1月撮影)

政治ジャーナリスト田﨑史郎氏が8日放送のTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。辞任した石破茂首相の後任を決める自民党総裁選の事情について解説した。

番組では総裁選について、国会議員票295票に加え全国の党員・党友票295票を入れて党大会で新総裁を選ぶ「フルスペック(正規)型」と、緊急時などに行われる、国会議員295票に加え都道府県連に3票を割り振った141票を集めて両院議員総会で決める「簡易型」の2種類があると説明。その説明の最中、自民党が「フルスペック型」で10月4日に投開票を行う方針を固めたことがニュースとして報じられた。

田﨑氏はその報道前から、今回は「簡易型」にするべきとの持論を展開。理由として「政治空白をできるだけ短くして、衆参ともに少数与党なんだから、むしろ野党との連立協議に時間をかけるためにも(総裁を)早く決めるべきという主張なんです」と説明した。

ただ田﨑氏は「それを自民党の若手議員に言ったら『それは困るんです』と言うんですよね」と、党内には「フルスペック型」を望む声があると指摘。その背景として「今、自民党の党員、約100万人いらっしゃいます。100万人の党費の継続の支払いをしていただいている時期なんですよ。年間4000円。『引き続き党員になってくださいね、4000円お願いします』ってやっている時に、党員投票をやらないってなったら、俺たち参加できないじゃないか、と。そうすると、党員になる人が少なくなってしまう」と説明した。

MCの恵俊彰が「意見聞けないならやめちゃおう、ってなりますよね」と納得すると、田﨑氏は「だから今は『それは困るんです』と言われてます」と繰り返し「だから、自民党の事情を優先するのか、本当に国家国民のために早く、政治空白を短くするのか、といった時に、自民党は、自民党の事情を優先させている、というのが現在の事情です」と断じた。