政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。7日に緊急の記者会見を行い、辞任する意向を正式に表明した石破茂首相(68)について自身の見解を述べた。
石破首相就任後、衆院選、都議選、参院選と大敗続きだった。田崎氏は「どの組織でも政党であろうと、企業であろうと、失敗したり勝負で負けたりしたら、トップが責任を取るわけですよ。で、失敗しても負けてもトップが責任取らないと、その下で働いている人はやってられないよっていう気分になるわけです」と切り出した。
「だから自民党という会社の中で、大きな損失が生じた。その時、社長が何も責任を取らなかったら社員はやる気をなくすわけですよ。外から自民党を見てるのと、自民党の中では、トップが責任を取ることをしなきゃいけないっていうのが自民党の文化なんですよ。だから歴代総裁は辞めてきたわけですよ」と語った。
さらに田崎氏は「昨日の会見では政治と金の問題について、払拭できたのは大きな心残りだとおっしゃってましたけど。その間、石破さんは何をやられてたんですか?と。国民が納得するような何か対策を打ち出したわけじゃないです。何もやらないでおいて心残りと言われても、それはあなたの責任でしょっていうことですよね」と語った。
石破首相は参院選大敗で退陣圧力を受けても意地で続投してきたが、総裁前倒しの動きが勢いを増し、万策尽きた。石破首相は総裁選前倒しになった場合を想定し、「解散カード」をちらつかせてきたが効果はなく、権力者として毅然(きぜん)とした責任が取れないまま、40日近い「政治空白」を生んだ。