政治団体「再生の道」代表の石丸伸二氏(43)が10日までにYouTubeチャンネル「ReHacQ(リハック)」にゲスト出演。石丸氏の「国民に広く政治参加を促す」との主張の原点について語る一幕があった。
石丸氏は参院選から2日後の7月22日の収録で、石川県に向かっていた。県内の温泉で「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏、元日本経済新聞記者で現在は経済ジャーナリストの後藤達也氏、同チャンネルの主宰者、元テレビ東京の高橋弘樹氏の4人でアルコールを交えて本音トークを展開した。
石丸氏は「再生の道」立ち上げ当初から一貫して「広く国民の政治参加を促す」との主張を繰り返してきた。高橋氏から「何のために国民に広く政治参加を促すんですか?」と聞かれた石丸氏は「平たく言うと愛国心です」と返答。「日本社会に生まれ、育ててもらった恩を返したい。心の負債を払いたい」と語った。
さらに高橋氏が「それぐらいの小さな、ぼんやりとした…」と言うと、石丸氏は「1億2000万分の1の人間がそう思って、それを行動に移しただけなんで。新しい宗教を立ち上げて、みんなを幸せにとかは思ってない」と語った。
石丸氏は過去、日刊スポーツの取材に対し「愛国心」を感じさせるコメントを発している。
石丸氏は参院選中の7月16日、地元の広島県で行った街頭演説で男泣きしている。群衆を前に「多分、このどっかにウチの母が来てるんですよ」と切り出した。続けて「ウチの次男を…」と言葉に詰まると、群衆から「ガンバれ~」と拍手が飛んだ。
そして「拍手で余計に感情が…田舎に生まれ、とにかく田舎が嫌で。そこを脱したかったんです。なんでこんなに自分は恵まれてないんだって思っていた。結局、広島に生まれて、石丸の家に生まれてよかったなと今、本当に思います」などと語り、男泣き。その後、ネット上に石丸氏の演説動画が拡散された。
石丸氏は翌17日に東京・JR田町駅で街頭演説を実施。記者から、前日の広島の“男泣き”演説について聞かれると「教育の話をしてて。教育って大事だよねっていう思い出話ですね。いろんな教育を受けてきたなっていう自分の実感があって。すなわち、いい国に生まれたなっていう思いだったんですよ。本当に幸せな人生を送ったっていうところで。自分で勝手に感動したっていう」と涙の真意を語った。