日航が謝罪 機長飲酒で厳重注意受け対策 「飲酒リスクの高い運航乗務員は乗務に就かせない」

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日航国際線の機長が8月、乗務前日に飲酒してハワイ発の3便が遅れた問題で、国土交通省は10日、昨年から繰り返し飲酒事案が発生しており、同社の管理監督が不十分だったなどとして、厳重注意の行政指導とした。

これを受けて同日、日航はマスコミ各社に「アルコールに関する不適切事案に対する厳重注意について」と題した書面を送付。「多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。厳重注意の処分内容についても報告した。

以下、書面全文

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本日、日本航空は、8月28日(現地時刻)に発生したJL793便(ダニエル・K・イノウエ国際空港発、中部国際空港着)に乗務予定だった運航乗務員1名(機長)によるアルコールに関する不適切事案に対して、国土交通省より厳重注意を受けました。当社は、2024年12月の業務改善勧告を受け、再発防止策を進めていたにもかかわらず、今回の事案を発生させてしまったことを極めて重く受け止めております。お客さま、関係する皆さまに対し、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお

詫び申し上げます。

厳重注意において、指摘されている問題点は以下の通りです。

・当該機長が運航規程に定める飲酒量の制限を超えた飲酒(※)を行ったことについては個人的な悪質性があったと認められるとともに、会社は、当該機長に対して身体検査等の結果をふまえ、飲酒傾向の管理監督を一定程度行っていたものと認められるが、飲酒に関する管理監督が十分であったとは言えない。

(※)飛行勤務開始時に酒気帯びとならないよう飛行勤務開始12時間前に体内に残存するアルコール量を4ドリンク相当以下に自己制限すること。

・昨年から繰り返し飲酒事案を発生させており、社員一人一人に安全意識が徹底されていない。

本事案に関して、要因分析の上、抜本的な再発防止策を講じてまいります。

指摘をうけた事項に対する即時の対応として、飲酒に関する管理監督の仕組みを早急に見直します。その一環として、特に飲酒リスクの高い運航乗務員は乗務に就かせないことを含めた対策を進めます。