茂木敏充氏「自民党は倒産寸前」総裁選立候補を一番乗りで表明「私のすべてをこの国にささげる」

自民党の茂木敏充前幹事長は10日、国会内で記者会見し、石破茂首相の辞任表明を受けて行われる党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補することを正式表明した。

総裁選への正式な立候補表明は茂木氏が初めて。

茂木氏は、昨年の衆院選以降、重要な選挙で敗れ続けた結果、衆参ともに過半数割れとなっている自民党について「会社でいえば業績が急速に悪化し、倒産寸前の危機だ」と述べ、「最悪の時期だからこそ、立ち上がる決意をした。私のすべてをこの国にささげたい」と述べた。

「だれが総裁になっても極めて困難な道だが、そんなときだからこそ全責任を背負い、どんな逆境にも真正面から受け止め、必ず結果をだします」とも訴えた。

「再生の道すじ作り」「結果を出す」のキャッチフレーズを記したボードの前に立ち「経済に確かな政策を打ち出す。2年以内に、物価高を上回る賃上げを実現するために、これまでとひと桁異なる、自由に使える数兆円規模の生活支援地方特別交付金を創設する」と独自の経済政策を打ち出し「勇気ある挑戦と、自民党もやるじゃないかという新しい姿を示すことが大事だ」とも述べた。

茂木氏は栃木県足利市出身。東大卒業後、マッキンゼーなど民間企業勤務を経て1993年衆院選で初当選。外相、経産相、経済再生担当相のほか、自民党幹事長などの要職を歴任した。衆院栃木5区。当選11回。

昨年の総裁選に初めて立候補し、議員票34票、党員票13票の計47票で、立候補した9人中6位だった。