自民党の茂木敏充前幹事長(69)は10日、国会内で記者会見し、石破茂首相の辞任表明を受けて行われる党総裁選(22日告示、10月4日投開票)への立候補を正式表明した。
茂木氏は自身が総裁に選ばれた場合は、「これまでにない人材登用で古い常識を打ち破り、結果をだせるベストチームをつくる」と主張した。一方、質疑応答では、総理経験者の麻生太郎・党最高顧問や岸田文雄前首相ら党重鎮と会食を重ねていることを指摘され、今後の重鎮との付き合い方について問われる場面もあった。
これに対し、茂木氏は「幹部の方とお会いしたときだけ、マスコミの方はお集まりになるので、なんとなくそう思うのかもしれない」とした上で「毎日のように食事しているが、若い議員と率直な意見交換をしている。圧倒的に、重鎮よりも若手や中堅と話す機会の方が多い」と主張した。
一方で「総理経験者をはじめ、さまざまな役職を経験しておられた方はさまざまな知見や経験をお持ちだ。今後もご指導をいただきたい」と述べた。
岸田政権で自民党幹事長を務めた茂木氏と岸田氏、麻生氏は当時、政権や党運営の中枢を担い、3人の関係は「三頭政治」と呼ばれた。
茂木氏は、石破首相の辞任表明前の今月5日にも、麻生氏と会食し意見交換している。