立憲民主党は11日、党本部で開いた両院議員総会で新たな党人事を承認した。野田佳彦代表を支える幹事長に、さきの通常国会で、衆院予算委員会としての絶妙な采配ぶりが話題となった安住淳・前衆院予算委員長が就任。政調会長には、当選2回ながらさまざまな政策に通じ、「将来のホープ」と目される本庄知史衆院議員が抜てきされた。
代表代行に馬淵澄夫元国交相のほか、昨年の代表選で野田氏と戦った当選2回の吉田晴美衆院議員も抜てきされた。さらに、新設の広報委員長には、新聞記者出身で当選2回の渡辺創衆院議員が就任した。
幹事長に就任した安住氏は当選10回。通常国会で30年ぶりに、野党議員として衆院予算委員長に就任し、与野党かたよりない采配ぶりが話題になった。民主党政権で野田氏が首相を務めた際、財務相として野田政権を支えたほか、国対委員長の経験もあり、与野党に太いパイプを持つことで知られる。
幹事長の前任は、ドキュメンタリー映画「君はなぜ総理大臣になれないのか」のモデル、小川淳也衆院議員を抜てきし起用していたが、今回、野田氏は旧民主党時代から気脈を通じた安住氏の起用で安定感を目指した形だ。
野田氏は総会後の会見で、新人事のイメージとして「安定感と刷新感のバランスをどうつくるかに留意した配置」と述べ、安住氏の幹事長起用については「同じ政府で苦楽をともにした同志」とした上で、これまでの安住氏のキャリアに触れ「幹事長としてはいちばん適役だと思う」と、述べた。