自民党の小泉進次郎農相(44)は13日、地元の神奈川県横須賀市で後援会の支援者らと面会し、党総裁選(22日告示、10月4日投開票)への出馬の意向を伝え、了承された。
進次郎氏自身はこの日は報道陣の取材に応じなかったが、面会後、後援会の1つ「経泉会」の森洋会長が取材に応じ「後援会としても全力で応援していきたい」と述べ、出馬を了承したことを明かした。
森氏によると、進次郎氏からは「自民党をもう1度1つにしたい。そして、野党のみなさんと向き合い、国民のみなさんが求めている物価高対策や治安対策、安全保障への懸念をとりのぞき、大きな不安に寄り添い、クリアにしていきたい」とした上で「野党と培ってきた信頼関係を生かしながら、この難局を少しでも前に進め、力になれるとしたらという思いで、仲間とともに挑戦する気持ちを固めました」と、事実上の決意表明を行ったという。
これに対し、森氏ら支援者は「万雷の拍手」で応じ、「この時期、私がやるしかないだろうという強い決意があった。協力してほしいということなので、もろ手を挙げて頑張って欲しいと伝えた」という。
森氏はまた、「最近ずっと、『火中の栗』を拾う中で、さらに火中の栗を拾う姿を見るのは胸が苦しくなる思いですが、地元として全力で応援することを、一同で伝えた」とも口にした。企業・団体献金のあり方をめぐり矢面に立たされた党政治改革本部事務局長や、江藤拓前農相の失言を受け急きょ農相に就任したことや、少数与党下での自民党の総裁を目指すことなどが念頭にあるとみられる。
進次郎氏は昨年の総裁選出馬を決断した際も、今回と同様、地元の支援者に最初に決意を伝えていた。昨年の様子との違いを問われた森氏は「熱量は去年より、さらに大きなものになっていると感じている」と語った。
進次郎氏は来週後半に出馬会見を開き、正式に出馬表明する。
総裁選にはほかに、茂木敏充前幹事長(69)と「コバホーク」こと小林鷹之・元経済安全保障相(50)が出馬表明したほか、高市早苗・前経済安全保障相(64)と林芳正官房長官(64)が出馬の意向を固め、来週、記者会見する見通しだ。