将棋界のトップ棋士が公開対局で全国を転戦する勝ち抜き戦「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(JT杯)」(優勝賞金500万円)の2回戦第4局、伊藤匠叡王(22)対佐藤天彦九段(38)戦が13日、熊本県益城町の「グランメッセ熊本」で行われた。名人3期の佐藤が先手、叡王2期で現在王座戦にも挑戦している伊藤が後手で初めて公式戦で激突した。持ち時間各10分の早指し戦は、最近振り飛車をよく指す佐藤が居飛車を選択し、相居飛車の出だしからペースをつかんで押し切った。
JT杯はこれで準決勝に進出する4人が出そろった。10月12日、名古屋市「ポートメッセなごや」では、前回優勝の渡辺明九段と藤井聡太7冠(竜王・名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将)、11月9日、大阪市「インテックス大阪」では永瀬拓矢九段と佐藤がそれぞれ対戦する。決勝は11月23日、東京都江東区「東京ビッグサイド」で行われる。