【囲碁】一力遼本因坊が就位式で2度目の世界一誓う 記念品のエアコンには涼しい笑顔

本因坊3連覇の記念品として就位式でエアコンを贈られた一力遼本因坊は文字どおり涼しい笑顔を見せる

囲碁の第80期本因坊戦を制した一力遼本因坊(棋聖・名人・天元=28)の就位式が19日、東京都文京区のホテル椿山荘で行われた。今期は芝野虎丸十段(25)の挑戦を受け、連勝の後に連敗。最終第5局までもつれ込んだが踏ん張って防衛し、3連覇を果たした。

記念品として協賛の大和証券からエアコンを贈られて、「仙台の自宅に無事取り付け終わりました」と、謝辞ではまず笑顔を見せた。その後、「芝野さんは一番大変な相手の1人。第3、第4局といいところなく負かされた。5局目を勝てて運が良かった」と、改めてシリーズを振り返った。

17日には王座戦挑戦者決定戦で余正麒八段(30)を下して、挑戦権を獲得した。初の5冠獲得に挑む井山裕太王座(36)との挑戦手合5番勝負は10月17日、神奈川県秦野市「陣屋」で開幕する。今月22、23日には芝野に2勝1敗で迎える名人戦7番勝負第4局(神奈川県箱根町「ホテル花月園」)、10月4日には志田達哉八段(34)の挑戦を受ける天元戦5番勝負も浜松市で開幕する。

来年になれば、5連覇と「名誉棋聖」称号の獲得がかかる棋聖戦、昨年9月の応氏杯に続いて2度目の国際棋戦優勝を目指す第30回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝が控えている。「今後もタイトル戦で頑張るとともに、2度目の世界一を果たせるよう頑張っていきたい」と決意も述べていた。