政治ジャーナリスト田﨑史郎氏は、自民党総裁選(10月4日投開票)が告示された22日夜、BS-TBS「報道1930」(月~金曜午後7時30分)に出演。今後の選挙戦の展望をめぐり、「大きなポイント」となる機会に言及した。
総裁選には小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)、小泉進次郎農相(44)の5人が立候補。告示日は党本部で立会演説会に臨み、23日は共同記者会見などが予定されている。
田﨑氏は今度の選挙戦のポイントを問われた際、24日に予定される日本記者クラブでの候補者討論会を挙げ「大きなポイントになるだろうと思う」と述べた。
「昨年はそこで進次郎さんが失言されたことが、その後に失速する大きな原因になった」と指摘し「各候補が大きな失敗をしないか、成功を収めるかがポイント」と口にした。
進次郎氏は昨年の同討論会で、ほかの候補者から質問が集中した。今年カナダのカナナスキスで開かれたG7首脳会議を前にして、どんな発信をするのかと問われた際、当時のトルドー首相が首相に就任した年齢と、自身が同じ43歳だということに触れながら「トップ同士が胸襟を開き、新たな未来志向の外交を切り開いていく、新たな新時代の扉を開けることができるG7サミットにしていきたい」など述べたが、具体策を示すことができなかったため失望を招き、失速する一因になった。
田﨑氏は、その上で「それ(日本記者クラブ討論会)から先は、論争より、(各陣営による)具体的な票集めになっていく。それはそれで組織力が試される選挙になっていく」とも述べた。