【総裁選】小泉進次郎氏、父純一郎氏との手法の違い問われ「今の状況は当時とまったく違う」

質問に答える小泉進次郎農水相(代表撮影)

自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補している小泉進次郎農相(44)は、23日深夜に放送されたTBS系報道番組「news23」(月~木曜午後11時、金曜午後11時58分)の候補者討論会にほかの4候補とともに出演。党の結束を訴える自身の主張は、郵政選挙で党が割れても持論を訴え続けた父の小泉純一郎元首相との手法と違うのか問われ「今の(政治)状況は(当時と)全く違うと思います」と反論した。

討論会には小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)と進次郎氏が出演。事前収録の形で行われ、その内容が通常の番組内で放送された。

この中で、進次郎氏に対し、朝日新聞政治記者出身で、現在TBSスペシャルコメンテーターも務める星浩氏「党を1つにするということですが、お父さんの場合は郵政民営化で、党が割れても自分の政策をやるんだ、ということをやってきましたよね。その手法と、(自身が主張する)党を1つにしていくというのは、どう重なる、どう矛盾するのか」と問うた。

これに対し、進次郎氏は「今の状況は(当時と)全く違うと思います」と反論。「衆参ともに少数になった。こういう局面で、自民党だけで何かを決められる政治の局面ではありません。まず我々が1つにならないと野党のみなさんが真剣に信頼し、向き合うはずがない」と主張。「まずは我々が一致点を見いだし、その上で国民のみなさんが求めている課題を、野党と真摯(しんし)に協議する。今までと比べても前例のない状況なので、党が1つになることがいちばん大事なのではないか」と訴えた。

進次郎氏の父、純一郎氏は首相時代、自身の持論の郵政民営化に反対する自民党議員を「抵抗勢力」とし、衆院解散後に行った2005年衆院選で公認を与えず「刺客候補」を擁立するなど、徹底した対応で臨んだ。「小泉劇場」といわれた同衆院選で、小泉自民党は圧勝した。