元自民党衆院議員の金子恵美氏(47)が24日放送のABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。自民党総裁選の見通しについて私見を述べた。
同日に行われた公開討論会では、5人の候補による候補者間質問で、小泉進次郎氏と林芳正氏が計4回、高市早苗氏と小林鷹之氏が計3回質問を受けた。
金子氏は、「今の情勢で非常に小泉さんがリードしているという風な情報がある中で、同時に小泉さんはちょっと論戦に弱いのではないかともいわれているので、そういう意味で集中するだろうな、集中砲火だったろうなとも思いますけど」と話した。
ただ、質問については「想定問答に入っているようなものなので、それなりに入念に準備してきただろうなと思う」とも指摘した。
小泉氏は、これまで主張していた「選択的夫婦別姓」を封印、高市氏も靖国参拝について明言を避けるなど、前回の総裁選と比べて独自色を抑えているといわれている。
金子氏は「とがったことを前回言ったことで、その反発が大きくて、その後火消しなきゃいけないことに終始してしまったという反省をもとに無難にまとめている」と印象を語った。
「政治家は一度口にしたものは『あの時、ああ言っていたじゃないか』と問われるわけですから、一度口にしたことに対しては説明する義務はある。ここで無難にとりあえずまとめていますけれども、今後もし総裁になられた後も、『これに関してはどう思っているんだ』と問われることになると思っています」との見方を示した。
また、有力とみられる小泉氏については「刷新感、若さ、小泉さんらしさを消して戦っているのが、勝つためなのかもしれないけれども、何となく全体の盛り上がりに欠けるというか、期待感がなくなっているなというのは感じますね」とも述べた。
弁護士の中村映利子氏は「5人が和やかに進んでいるように見えて。俯瞰(ふかん)で見ると、結局これってワンチームの中で誰がリーダーやりますか、紅組、白組、青組あります。これは(自民党は)紅組です、誰がリーダーやりますか? っていう話なんで。賃上げの話だって、紅組の方針ですから。誰が勝ってもやりますってことに変わりはないわけで。本質的に見ればそうなんだろうなって気はします」と話した。
さらに「総裁になって何をやるのかっていうと、対外的な話をしないといけない、国のリーダーとしてスピークしていかないといけない。ここをきっちり切り返して、機転を利かせてお話をできる方であって、後は顔がしっかりと売れている方っていうような、今回はそれで決まっちゃうんじゃないかなっていう気がしました」と語った。