【総裁選】橋下徹氏、ステマ問題の小泉進次郎氏「国家の指導者…大丈夫?」

橋下徹氏(2023年7月撮影)

大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(56)が27日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬している小泉進次郎農相(44)の陣営による「ステルスマーケティング(ステマ)」問題について意見を述べた。

この問題は、小泉氏陣営で「総務・広報班」班長を務める、牧島かれん元デジタル相の事務所が、小泉氏を過度に称賛する“やらせコメント”を具体的な書き込みを例示しながら指示していたと報じられた。

牧島氏は総務・広報班長を辞任。小泉氏は、「参考例の中に一部行き過ぎた表現があった。私自身は知らなかったこととはいえ、総裁選がかかわることで、申し訳なく思う」としながら、「再発防止を徹底し、引き続き緊張感をもって総裁選に臨んでいく」と述べている。

橋下氏は、「これはステルスマーケティング規制っていうのがあって、民間事業者がこういうことをやったら、完全に消費者庁から行政指導の対象になりますよ」と言及。

「場合によっては本当にペナルティー。これ、自民党がやるかね? と。小泉さんは『責任は自分にある』と言っていますけど、自民党の、しかも自分の選挙運動の組織に対して、きちんとルールを守れっていうこともマネジメントができない人が、国家の運営をやって、国家を指導できるんですかね? 自民党の選対本部、しかも総裁選の選対本部なんか、小っちゃい組織ですよ」と疑問を口にした。

自身の政治家時代は、自陣営の関係者を集めて、選挙戦で注意すべき点について事細かに伝え、ルールを守るよう徹底していたことを振り返り、「小泉さん、ちょっと…国家の指導者になるのに大丈夫? って…」と述べた。

元放送作家で起業家の鈴木おさむ氏(53)は、「インスタもSNSもやっていますけど、すごいうるさいですよ。やっぱりステマというのは。映画のほめるコメントも、すごいうるさいし、PRかどうかっていうのもうるさいし…」と、ステマに対する厳しいルールに言及。

小泉陣営の書き込み指示に、「ちょっと好きだったら応援してね、はいいですけど、『こういうことを入れてよね』っていうのは、ちょっと素人ではないので…」と話した。

橋下氏も、「もし、タレントがこのようなことをやったらタレント生命、終わりますよ。コメントを指示を受けて書く時には、民間ではPRって入れなきゃいけない。自民党の仲間たちがこういうコメントを入れる場合は『これは小泉さん応援用です』って入れないと。民間事業者ではアウトになるぐらい、本当にルール違反なんですよ」と指摘した。

ステマ問題は「週刊文春」の報道で明るみとなったが、どこから情報が漏れたかの話題になると、鈴木氏は「僕が(ステマを)頼まれたら、絶対その日の飲み屋で言うもん。『こんなこと言われたんだよ』って。スナックで、絶対」と笑いを誘った。

橋下氏は「いま、スパイ防止法を作れとかなんとかって、国会議員が勇ましいことを言うけど、こんなことを言えば漏れることが分かっているようなことを、平気で言うかって、本当…」とあきれ気味に語っていた。