【竜王戦】振り駒は歩が3枚 V5目指す藤井聡太竜王先手 2年連続挑戦の佐々木勇気八段後手

竜王戦第1局前夜祭で決意を表明する藤井聡太竜王

5連覇を目指す藤井聡太竜王(竜王・名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将=23)が昨年に続いて佐々木勇気八段(31)の挑戦を受ける、将棋の第38期竜王戦7番勝負第1局が3日午前9時からの2日制で東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で開幕する。

午前8時42分、羽織を新調したという挑戦者の佐々木が緊張の面持ちで入室した。関係者に一礼して下座に着座すると、腕を組みじっと目をつぶるなどして心を落ち着けていた。

今回防衛すれば「永世竜王」の称号を獲得する藤井は佐々木から贈れること約6分、藤井が入室した。こちらは日本将棋連盟の清水市代会長、立会人の深浦康市九段らが座る長机の後ろから上座へと歩み寄った。着座すると手提げ袋の中が扇子、デジタル時計、汗ふきシート、ハンカチを取り出して所定の場所に置いた。こちらの羽織は就位式で贈呈された「竜王羽織」。裏地に昇り龍が描かれている。

注目の先手後手を決める振り駒は歩が3枚出て、藤井が先手、佐々木が後手となった。