5連覇を目指す藤井聡太竜王(竜王・名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将=23)が昨年に続いて佐々木勇気八段(31)の挑戦を受ける、将棋の第38期竜王戦7番勝負第1局が、3日午前9時からの2日制で東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で開幕した。先手後手を決める振り駒は歩が3枚出て、藤井が先手、佐々木が後手となった。
お互いに飛車先の歩を突いてスタートした開幕局は、横歩取りに進んだ。タイトル戦らしい、時間を使って指し手の組み立てを考えながらのスローペース。28手目、佐々木が長考に沈んだところで午後0時30分になり、昼食休憩を迎えた。
勝負メシは藤井が親子丼とアイスレモンティー、佐々木は力うどん、ネギトロ細巻き、サラダ、アップルジュースだった。佐々木は昨年の2日目にも力うどんを注文している。好物で、今回も特別に用意されたという。
午後1時30分になって対局は再開された。初日はこの後、午後3時にもおやつが出される。午後6時の段階で手番の側が封じ手を行い、初日を終える。