自民幹事長、“連立離脱論”まで浮上の公明党との関係重視強調「高市総裁も一丁目一番地と明言」

就任会見に臨む自民党の鈴木俊一幹事長(撮影・中山知子)

自民党の鈴木俊一幹事長は7日の就任記者会見で、高市早苗総裁(64)氏の就任を受け、連立政権を組む公明党から政権の右傾化への懸念がでていることをめぐり「丁寧に懸念を払拭(ふっしょく)する中で、お互いの信頼関係をさらに深める方向に持って行ければ」と述べ、公明側と丁寧に向き合う考えを示した。

高市氏が総裁に選出された直後に会談した公明党の斉藤鉄夫代表は、高市氏の靖国神社参拝や「政治とカネ」の問題、外国人との共生の3テーマに関する懸念が支持者にあるとして「率直に申し上げ、その解消なくして連立はないと申し上げた」と明言した

鈴木氏は、こうした公明側の対応について問われ、「連立政権は四半世紀に及び、さまざまな困難にぶち当たったこともあるが、お互いに乗り越え、風雪に耐えて今日までやってきた」と主張。「公明党とわが党の信頼関係は、しっかりしたものがあると思っている。高市総裁も公明党との関係が一丁目一番地と明言されている」とした上で、少数与党下で浮上している野党との連立論について「公明党との連立があった上で、どうするかという話」と強調した。

また「私自身も公明党との連立は大切にしないといけないと思っている。斉藤代表からいくつかの懸念が示されたことは報道で承知しているが、丁寧に懸念を払拭(ふっしょく)する中で、お互いの信頼関係をさらに深める方向に持っていければ」と述べ、「高市総裁も、自公の関係が基本と述べられている。幹事長としてもその思いで支えていきたい」と繰り返した。