英王室のウィリアム皇太子(43)が3日に放送されたApple TV+の「旅嫌いユージン・レヴィのトラベルガイド」に出演し、疎遠になっている弟ヘンリー王子について言及して話題を呼んでいる。米ピープル誌によると、皇太子はインタビューの中で「ハリー(ヘンリー王子)と私が育った子ども時代の慣習に逆戻りしないことを願う」と話し、幼少期に関するコメントの中で1度だけ弟の名前を口にしたという。
「英国で王族として暮らす」ことに関する番組の中で、妻キャサリン皇太子妃や3人の子どもたちのこと、両親の離婚やエリザベス女王やフィリップ王配との思い出などについて語った皇太子は、将来国王になることついての考えについても言及。自身とヘンリー王子の幼少期を振り返り、「王室を後退させないよう全力を尽くす」と述べた。
2020年にヘンリー王子が王室を離脱して米カリフォルニア州に移住して以降、テレビ番組や回顧録で王室批判を繰り返してきたことで両者の間には深い溝ができ、修復不能とも言われる確執が続いている。そんな中、ヘンリー王子について予想外の言及をしたものの、1度きりだったことが逆に2人の溝の深さを雄弁に物語っていたと伝えられている。
そのウィリアム皇太子は、メーガン妃がフランス・パリを訪問中に母ダイアナ元妃が悲劇的な死を遂げた事故現場を通過する車内で足をあげてくつろぐ動画をSNSに投稿したことに言葉にならないほど激怒しているとも報じられている。家族との和解を望む王子が、騒動を収拾するためにあらゆる手段を講じているという。しかし、悪趣味を通り越して個人的な冒涜だと皇太子は激怒しており、映像をオンラインから削除するよう指示したと関係者は証言。国王と再会を果たしたばかりの王子と家族の和解の可能性を大きく損なう可能性もあると専門家は指摘している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)