高市早苗新総裁、「ま、敢えて。敢えての起用」裏金事件に関係の萩生田氏の幹事長代行起用めぐり

自民党総裁の高市早苗氏(2025年10月撮影)

自民党の高市早苗新総裁は9日夜、NHKの番組に出演し、野党や公明党からも批判の声が出ている派閥裏金事件に関係した萩生田光一氏を幹事長代行に起用した人事をめぐり、「ま、敢えて。敢えての起用と、思ってください。これは党内へのメッセージでもございます」と語った。

高市氏は人事について「麻生太郎元首相の影響力が強いとの見方もある」「菅義偉元首相、岸田文雄前首相にどう協力を求めるのか」「小泉進次郎農相や林芳正官房長官を重要ポストで起用するか」などの質問に対し「もちろんです。総裁選挙の間から、全員活躍、全世代走力結集とこれを訴えてまいりました。自民党は専門知識を持った人材の宝庫、それが強みだと思っています。私が内閣総理大臣に仮になれたらでございますが、総裁選を戦ったみなさまにもぜひとも重要なポストで、ご活躍をお願いしたい」と回答。「小林政調会長、鈴木幹事長も総裁選のときにどの陣営にいたかとかそういうことじゃなくて、もう本当に今の自民党の人数では、全員に活躍をしていただかなくては党は回りませんので、『総裁選挙の陣営がどうのこうの』って言うんじゃなくて、適材適所で専門知識のあるかた、その分野をやりたいと強く希望されている方にしっかりと全員活躍をしていただける人事をしていただけるようにお願いをしています。その通りに進んでいます」と、論功行賞との批判に反論した。

人事をめぐっては、野党や公明党からも、裏金問題に関係した「政治とカネ」で問題のあった議員の起用に批判も出ているとの、萩生田光一氏を幹事長代行に起用したことを念頭にした質問には「ま、敢えて。敢えての起用と、思ってください。これは党内へのメッセージでもございます。とにかく誰ひとりですね遊んでいてもらっては困るわけです。今の人数の中で、自民党の政調会だけでも100を超えるようなポストがあり幹事長室、青年局、女性局、いろんな組織運動本部。いろんなところで、長として働いていただく、そういう人材というのは必要なんですね。ですから選挙の審判を受けられた方であって、今回、党役員に入られた方のことだと思いますけども、ま、しっかり働いていただくと、そういうメッセージでございます」と語った。