「政党政治の常識、理念を根底から破壊」京大教授、立憲安住氏の総理指名「玉木氏でも」発言に

国民民主党の玉木雄一郎代表(2025年10月7日撮影)

元内閣官房参与で京大大学院教授の藤井聡氏が11日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。立憲民主党が、野党が結集すれば政権交代もあり得るとして呼びかけていることに言及した。

自民党は衆院会派で196議席。公明の離脱により過半数の233に37届かない。首相指名選挙は1回目の投票で過半数に到達する議員がいない場合、上位2人の決選投票となる。

立民の安住淳幹事長は、他の党派を自陣に引き込めば勝算があるとみて「十分政権交代の可能性は出てきた」と語っている。安住氏は野党候補を一本化するべきだとし、「(国民の)玉木(雄一郎)代表でまとまれるなら、有力候補と考える」と呼びかけた。

藤井氏は「政党政治は何かと言えば、政策理念があって、賛同する人が集まって政党をつくっている。政策理念に基づき国をつくりたいと思うから、首相指名では数が多かろうが、少なかろうが、自分の党首に入れる」と政党の成り立ちを説明。

例外として「政策協定を結んで、一心同体でやる場合はどちらの党首が総理大臣になっても政策理念が実現するので、いいよとなる」と前提を解説し、立民安住氏の呼びかけについて「政策協定をおいておき、玉木さんに一本化したら政権交代できるから、は完全な野望であり、政党政治の常識、理念を根底から破壊する。“政治破壊行動”ですよ」と身ぶり手ぶりのアクションで説明した。