立憲民主党の野田佳彦代表が、12日放送のフジテレビ系「日曜報道THE PRIME」(日曜午前7時半)に生出演。首相指名選挙で野党統一候補とする案が浮上している国民民主党の玉木雄一郎代表にメッセージを送った。
野田氏は連立政権を離脱した公明党の斉藤鉄夫代表とともに生出演。フジテレビ解説委員長の松山俊行氏に玉木首相誕生の現実味を聞かれると、野田氏はまず「玉木さんは有力な選択肢」と、手ぶりをつけて断言した。続けて「当然、維新の藤田さんも対象。野党の第1党、第2党、第3党、足し算だと自民党の196を上回ることが可能ですので。可能ならばそのチャンスをもぎ取るために、知恵を出し合いましょうという形の呼びかけを今、させていただいてます」と語った。
さらに「私も93年同期当選ですけど、あの時は、細川護熙連立政権は8党派、集まって作ったんですね。そしてその後が2009年の民主党を中心とする政権ですけれども、十数年に1回しか、自民党に代わって政権を取るチャンスってなかったものですから、せっかくのチャンスなら、もちろん次の総選挙で勝ってということが一番の正攻法ですけれども、せっかくこういう状況の中に、足し算すれば首班を取れるかもしれないならば、そのチャンスをもぎ取るために、話し合いは絶対に必要だと思ってますので、ぜひテーブルに着いて下さい、ということを今、申し上げているところです」と現状を語った。
橋下徹氏からは「立憲民主党の中に、絶対に国民民主や維新と考え方が相いれない人がいらっしゃると思う」とした上で「立憲民主の方でそこの整理をする。という重大な決断も必要なんじゃないですか」と質問も。また玉木氏が11日、安全保障やエネルギー問題などについて、立憲民主が国民民主に沿った考えに党内をまとめるよう求めた発言も伝えられた。
野田氏はこれに対して「ご意見としてよくわかるんですけど、安全保障でもエネルギーでも、一致点は何かについては連合を介して、4月の段階で文書で合意してます。その上で、さらに詰めたいということがあるならば、私も代表して交渉するわけですから、のりしろをもって話し合いたいと思います」と説明。「当然玉木さんも、総理を目指すというならば、いろんなところを含んでまとめるということを、その度量もなきゃいけないので、ご自身ものりしろを持って協議に応じて欲しいと思いますので、ぜひ話し合いのテーブルに着いて欲しいと思います」と呼びかけた。
臨時国会まで1週間程度と時間がない中での協議となる可能性も指摘されると、野田氏は「可及的すみやかに合意できるように呼びかけをしていきたい」と述べた。