国民・玉木代表「混沌の中こそ政策本位」首相指名へ立民・野田代表のラブコールも「ズレある」

日本テレビ

国民民主党の玉木雄一郎代表が12日放送の日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜午後6時)に生出演。立憲民主党の野田佳彦代表から、首相指名選挙で野党一本化の「有力な選択肢」と名指しされたことについて「非常にありがたいし、身の引き締まる思いなんですが」としつつ、連携をめぐる障壁となってきた安全保障やエネルギー政策について「今、ズレがある」とし、連携の判断基準は「政策本位で判断」との考えを改めて示した。

玉木氏は10日の会見や11日の街頭演説でも、「総理大臣を務める覚悟がある」などと発言。番組では、「現実味を持って受け止めているのか」と問われ「他党から、特に立憲民主党さんから首班指名の有力候補としてあげていただけるのは非常にありがたいし、身の引き締まる思いなんですが」としつつ「他の野党と連携、連立をしていくということなると、基本政策の一致がないと、そこは国の運営に責任を持つことはできないと思う」と発言。「特に安全保障など重要な国家運営の基本政策で揺らぎがあると国民のみなさんを不幸にしてしまいますから。その点においては今、ズレがありますから、ぜひ、現実的な政策で一致させませしょう、声をかけていただけるならそういうことは最低限やりませんか、ということを申し上げている」と語った。

自民党から、首相指名で玉木氏を押すと提案されたらどうするかと問われると「まあ、あの、ないので。何かを前提にね、具体的なことを申し上げるのは控えたいと思います」としつつ「本当に混沌(こんとん)としているからこそ、判断の軸が必要だと思っていてそれが、政策本位で判断するということ」と語った。

立民、維新、国民の野党連立の可能性をめぐる「条件」について、固まっているのか、交渉次第で動くのか問われたが「20円ですか25円ですかとか、これはいろんな交渉があるんですが、安全保障は足して2で割ってここですよと、これはやりますけど艦船の防護はできませんとか、こういうことは許されない」と断言。「平和安全法制」を例に出し「これが今日から艦船における防護できませんとトランプさんに言えるのかということですよね」と、従来通りの主張を繰り返した。

野田氏は、野党一本化に向けては、小異には幅を持たせて大同団結するための「のりしろ」を求めているが、玉木氏は「安全保障はこれとこれ足して真ん中とってということはなくて」と、譲らず。「ここは本当に立憲さんの中でもね、これは一度、本当に政権を担うということであれば、万年野党ならいいんです。10年前もいろんなことがありましたけれども、実際どうするんだというのは我々は乗り越えたんです。今解党的出直しと自民党言っていますけど我々は2020年解党したので。ゼロからスタートして今現在にあう必要な法体系や政策を作り直してスタートさせているので。そこを立憲民主党にも考えてほしい」と注文した。