小沢一郎氏が警告「野党がいつまでもチマチマ揉めているなら国民から完全に見放される」

小沢一郎氏(2024年10月撮影)

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が15日までにX(旧ツイッター)を更新。高市早苗氏が総裁になった自民党や、野党の現状などについて私見をつづった。

10日、公明党の斉藤鉄夫代表が自民党の高市総裁に対し、連立離脱を表明し、激震が起きた。また首相指名選挙をめぐって、少数与党の自民党高市総裁がすんなり選出される見通しが立たない中、立憲民主党は政権交代に向けて野党統一の首相候補を出すべきとして、玉木氏を有力候補の1人としている。ただ、玉木氏は安全保障政策や原発を含むエネルギー政策で立民とは立ち位置が異なるとして、現時点では慎重な立場を崩していないなど、混迷が続いている。

こうした中、小沢氏は14日夕の更新で「もうかなり長いこと、心ある野党勢力が結集・共闘・協力して、自民党の腐敗した権力構造を変えなければならないと主張してきた。しかし、野党各党は、あっちが悪い、そっちが悪いで、いつまで経っても大局的な視野に立った考え方、行動ができないでいる。これが悲しむべき日本政治の現実」と書き出した。

そして「野党がいつまで経ってもチマチマしたことで揉めているようなら、早晩国民から完全に見放されることになる。『いつも自民党政治で危機だ、危機だと騒いでいながら、いざとなるとやる気が無い、野党にこそ危機意識がない、これは駄目だ』と。結局、日本の政治は機能不全に陥り、国民が不幸になる」とした。

さらに自民党についても「自民党も岐路にある。このまま仮に高市内閣ができたとしても、さほど長くは続かず、自民党自体も崩壊する可能性がある。あえて、こちらの立場から言わせてもらえば、自民党は中道保守の思想をきちんと作り直した方が良いと思う。高市総裁のかなり右に寄った思想の考え方とは決別すべきではないか」と提言。

「何より野党は、前述したように、自民党が全く腐敗して政権担当能力を失った今日、目を覚まして、ここでどうしようもない自民党政権を変える、それが国民のため、国民の生活と国家を守るためだ、という観点で大同団結をするような発想に立たなければ、いつまで経っても国民の支持は得られない。高市自民党は暴走、野党は万年野党志向で終わってしまったら、与党も野党もどうしようもないということになる。国民の生活を守っていけなくなる。これこそ今、真に憂うべきこと。何としても、この政治的混迷を打開すべく、『国民の生活が第一』という原点に立ち返り、全力を尽くして参りたい」と思いを述べた。