国民民主党の玉木雄一郎代表は15日夜に放送されたTBS系「news23」に、生出演。首相指名選挙をめぐり、野党の足並みがそろった上での「玉木首相誕生」に向けた「熱い思い」を、もっと前面に出した方がいいとの指摘に「熱意と気合を根性だけではなかなかうまくいかない」と応じた。
この日、コメンテーターで出演した小説家の真山仁氏に「いちばんみなさんが聴きたいのは、総理になりたいかどうかだと思います」と問われた玉木氏は「そこは、衆院初当選以来ずっと、必ずこの国をトップリーダーとして率いていきたいという思いは、必ず思い続けてきた。特に、党の代表を務めてからはむしろ、そういう思いを持ってやってきた。だから野党でも現実的な政策、対決より解決ということで、ここまできた」と覚悟を示した。
一方で、玉木氏も有力候補の1人としている立憲民主党と安全保障やエネルギー政策などで立ち位置が異なることから、立民の呼びかけにも「基本政策の一致」が重要として、これまでずっと慎重な立場を示している背景も説明。「大切な機会だと思うが、政権運営は重いこと。(自身も所属した)民主党政権が3年3カ月で終わったのは、辺野古基地の問題で(政権内の意見が)合わずに社民党が離脱し、アメリカとの信頼関係が揺らいだことを、身をもって経験している」と述べ、安全保障政策での「一致点を見いだしたい」と訴えた。
一方、真山氏から「確かにテクニカルな話やいろんなリスクは分かりましたが、この国をよくするチャンスが来ているのに、テクニカルな話をするのではなく、もっと熱い思いを前に出していただいた方が…」と指摘されると「思いは熱いですよ」と応じ「今日はテレビなので少し落ち着いて話をしている」と笑わせた。
その上で「軽々に、熱意と気合と根性だけではなかなかうまくいかないところがある。真剣に考えているからこそ、どのように対応していくのがベストか考えている」と主張した。
玉木氏は15日、立憲民主党の野田佳彦代表、日本維新の会の藤田文武共同代表との野党党首会談に臨む。