日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事=50)が17日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。維新が、首相指名選挙と連立政権入りを見据えた自民党との政策協議に入ったことをめぐり、維新を「二枚舌」と批判した国民民主党の玉木雄一郎代表に対し苦言を呈した。
吉村氏は「国民民主党、『維新、二枚舌やんか』って言われましたけど、維新と自民を足しても過半数にいかないんですよ。なので、国民民主党にとっても、約束したことを実行するチャンスなんですよ」と切り出した。
「玉木さんから批判を受けましたけど、他党の批判をするより、自分の政党の政策を実現することに、僕だったら力を注ぎます」と言い切った。
そして「高市(早苗)さんも『178万円の所得税の減税をやりましょう』と。高市さんは玉木さんとの党首会談で、『それは、やりましょうと。一緒にやるなら責任も負ってください』と言ったと」と説明。
番組MCの恵俊彰から「熱量は高市さんの方が感じてる?」と聞かれ、吉村氏は「僕は感じてますし。玉木さんもそこで…僕だったら『一緒に責任持ってやります』って言ったら政策実現できるわけですよ、減税の政策。僕はなんでやらないのか、さっぱり分からないですね」と語った。
さらに恵から「自民と国民と一緒になっていい」と聞かれ、吉村氏は「それをすべきだと思います」と断言。「それだったら減税もできるじゃないですか。玉木さんはこれだと総理大臣にはなれないかもしれないけど、公約は実現できるんですよね。『維新が二枚舌』って言ってる場合じゃない。ここ、いこうよと僕は思うんです」と言葉に力を込めた。
維新は15日、立憲民主党、国民民主党と3党野党党首会談を行い、国民の玉木雄一郎代表を念頭に置いた野党統一候補による首相指名選挙への対応を協議。その直後、急きょ上京した吉村氏と自民党の高市早苗総裁がトップ会談を行い、吉村氏は高市氏から連立政権参加や首相指名選挙での協力要請を受け、自民との間で政策協議を16日から始めることで合意した。
維新が自民との連立を成立させるにあたっての争点は「副首都構想」「社会保険料引き下げ」「食品減税 2年間ゼロ」「議員定数削減」「政治とカネ」などがある。