政治ジャーナリストの田﨑史郎氏(75)が17日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。日本維新の会が自民党への連立条件に提示した「議員定数の削減」について言及した。
この日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事=50)が生出演。吉村氏は自民との連立条件として「議員定数の削減」を筆頭に「副首都構想」「社会保険料引き下げ」「食品減税 2年間ゼロ」「企業団体献金の廃止」を掲げた。
田﨑氏は「議員定数の削減」について「問題は定数削減なんですけれども、自民党にとっては企業団体献金ほどは難しくない。企業団体献金の廃止っていうのは、党の存立基盤に関わるんですよ。企業団体献金は自民党の1人1人の存立基盤に関わる話なんで、のめないんですよ、これは」と指摘した。
「だから定数削減の方は、衆議院の小選挙区、参議院の選挙区を削ろうとしたら、自民党内は大変な騒ぎになるんですけども、比例代表を削るんであれば受け入れやすいと思います」と持論を展開した。
MC恵俊彰が「代表が言ってるのは、いつやるのじゃないですか」と指摘すると、吉村氏は「政治的なエネルギーとパワーがある時に一挙にやらないといけません」と語った上で「田﨑さんは甘い。評論家の域。そんな簡単に議員定数は削減できません」と反論した。
続けて「これまでだって、自民党と民主党がかつて約束したんですよ。何回もあったんですよ。やったことありますか? 僕らはやりました。(大阪で)109から88まで下げました」と当時の状況を説明。「その時、維新以外からの政党は大抵抗して。過半数ありましたけど、最後はバリケード張られましたから。それを乗り越えていく。それぐらい議員定数の削減って、言うのは簡単だけど実際やるのは難しい。それぐらいの覚悟がないと、国家の本質的な改革はできない」と熱く語った。その上で「やるんだったら、ここですよ。臨時国会。12月中」と照準を定めた。
田﨑氏は「比例代表の削減に抵抗していたのは公明党なんですよ。自民党にとって、党内が騒ぎになるのは、小選挙区と参院選なら選挙区の定数を削減すると、かなり騒ぎになりますけど。比例代表ならば、執行部の力で抑えられます」と自身の見解を語った。