金子恵美氏、小泉進次郎氏に厳しく指摘「逃げちゃだめ。何も言わなくていいのか」ステマ問題巡り

小泉進次郎氏(2025年10月撮影)

元自民党衆院議員の金子恵美氏(47)が19日までに自身のYouTubeチャンネル「金子恵美チャンネル」を更新。自民党総裁選に立候補した小泉進次郎農相(44)の陣営内で、同氏を称賛するコメントの参考文例を示しながら「ニコニコ動画」に投稿をするよう“やらせ”のような要請が行われていた「ステマ問題」などと報じられた件などをめぐり、神奈川県連の陣営の責任者である小泉氏に対し、「逃げちゃだめです」などとぴしゃりと指摘し、改めてきちんと自身の口で説明するよう求めた。

この問題は25日発売の「週刊文春」報道で表面化。小泉氏は9月26日の閣議後会見でこの件について報道内容を認めて謝罪。「私自身は知らなかったこととはいえ、総裁選がかかわることで、申し訳なく思う」「再発防止を徹底し、引き続き緊張感をもって総裁選に臨んでいく」などとした。また、当該議員について、同じ神奈川県選出の牧島かれん前デジタル担当相と報じられたが「そう報告を受けています」とした。牧島氏は「私の事務所の判断で参考例を送ったが、私の確認不足で一部行き過ぎた表現が含まれた。申し訳ない」と文書でコメント。26日、小泉氏陣営で務めていた広報班班長を辞任する事態となった。

ただこの問題をめぐって最近新たな動きがあり、選挙プランナーで株式会社ダイアログの松田馨代表が今月14日、同社の公式サイトで「自民党総裁選に関する週刊誌報道について」という声明を発表し、「当該コメントの例文案を作成したのは、当社の従業員であることを確認いたしました。したがいまして今回の総裁選の動画配信に関し、牧島氏がコメント例を作成しその投稿を主導したかのように受け取れる記事の記載は、事実と異なります」「結果としてそのコメント例文の各事務所宛への送付を担当された牧島氏や牧島事務所のスタッフの方をはじめ、関係者の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしました」などと謝罪した。

また松田氏は今回の件に「報酬を受け取る広告であることを隠した『ステマ』に該当するものではなく、これを『ステマ』と報道することは、誤った印象を与えかねないものであると言わざるをえません」などとも指摘した。

金子氏はこうした展開をうけ、18日に更新した動画で「当然、陣営の中で、(牧島氏や松田氏以外に)関わった人がいるわけです。陣営の中枢の人がいるわけなんですけど、その方が何もこのまま言わずで終わっていいのかなと。(牧島氏と松田氏の)この2人だけで終わっちゃいけないんじゃないでしょうか…と私は思っています。もっと言ったら、選挙の選対本部長だった加藤(勝信財務相)さん、そしてもちろん陣営のトップといいましょうか、“小泉陣営”だったわけですから、小泉(進次郎)さん自身がですね、この問題が松田さんが名前を出してですね勇気をもって言ったのに対して、選対本部長、そして小泉さん本人…何にも言わなくていいんでしょうかね、と。逃げちゃだめですよね。…って私は思っています」と厳しく指摘した。

そして、YouTubeのスタッフから「牧島氏が次の選挙で厳しくなるなどした時に、小泉さんとしては謝罪も何もない状態で責任をとれるのかなと思うんですが?」という趣旨の質問が出ると、金子氏は「おっしゃる通りですよね。しかも同じ神奈川県連内の支部長である牧島さんが次の選挙で厳しいことになる…これ、間違いなくそうなりますよね。やはりこれは小泉さん本人がね、総裁選に出たご本人が、しかも同じ神奈川県連の仲間が大変なことになってるんですから…しかも自分の選挙のことで。何かしら言ってほしいな、とは思いますし。(文春が報じた、神奈川県の自民党員826人が県連から“勝手に離党させられていた”などと報じた問題の)党員名簿のこともですね、神奈川県連で起きたことなので、どこかの節目でちゃんと県連会長として、“総裁選における党員の党員資格がなくなっていたなんてことはあってはいけない。自分が県連会長である神奈川県連であったことは徹底調査します”っていうことを、まずそのくらいのことはトップとして、県連会長として(小泉氏が)言わなきゃだめですね、と私は思います。陣営は小泉さんがトップだったわけですから、小泉さんが言うべきかと思います」などとと述べた。